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(第6回)なめ腐って死す [対局日誌(将棋)]

先回の意味不明に引き続き、また怪しい標題ですな。

2007年10月29日。昨日の恥さらしな敗戦で、あれほど反省せねばならぬ状況でありながら最近の復調気味の株価に気を緩め油断した私は昨日と同じ過ちを犯してしまう。

           

T氏(先手)との対局。私が後手である。第25手目図から△6二銀▲4八銀。
氏には殆ど負けたこともなく、今回もどうにでもなるだろう、とばかり安易な気分でいきなり仕掛ける。

▲4八銀に対し、△8六歩▲同歩△2五歩(第30手目図)!!

           

いくらなんでも無謀である。
何故こんなことをしたのか、それは当時の私にしかわからない(今の私にはわからない)。
ブログ書きながらだったので思考が散漫だったというのはある。
間違いなく反省すべきは<なめていた>。

その後30手ほど進み第60手目図へ。
ぱっと見た感じでは後手、なかなかの形ではないか、と思われそうだが。。。

           

途中、▲8五飛廻りを許し8四に歩を使ってしまうなど、はっきり言って酷い。
9筋にかけた端の2手も、有効かどうか怪しい。
それはどうにでもなると<なめていた>から。

           

それでも△6五桂まで進めてなかなかの展開に持ち込んでいる。
後手の陣形もほぼ理想~飽和状態に達してきた。
この後、懸案の△2三銀も実現、先手陣に適度の攻め味をつけながら下の第71手目図へ。

           

先手の辛抱もなかなか。よくここまで我慢するな。
なーんて相変わらずなめたことを考えていたら重要なことに気付いた。

歩が足りん。8四なんかに浪費してしまってるからなー。
しかもこの歩はまた8五に伸ばしたりして、手数まで浪費して(ついでに9筋にも2手かけている)先手の陣形整備を間に合わせてしまっている。まったくひどい大局観としか言いようがない。

かくして私は持ち駒不足に泣き、最期は悲惨な最期を遂げるのであった。

アホやな。


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