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禁断の聖域を目指して [香川県にて]

以前よりどうにか踏破したいと思っていた地。
(尚、今回の失敗及び経緯より、場所名及び写真といったものは全て割愛させていただきました)

観光というか、人が数多く来る場所からさらに奥へ進むことにより到着するその地は非常に危険な場所であり、本来足を踏み入れることが禁止されているとさえいわれている(ただし、地元の方々はあまり関心がないようだ)。

八十八箇所霊所中、香川県の全23箇所踏破という目的を達成した私は次なる目的を達成すべくここ数週間そのチャンスをうかがっていたが、この2週間、週末に限って雨が降り、今回ばかりは生命の危険を伴うことから無茶な冒険は控えていた。

2007年11月3日。遂にそのときがやってきた。週末の雨もなく当日も晴天。最期の目的を達成すべくいざ出陣。

元々禁断の地である。ある方向からのルートは全て進入禁止とされていることは知っていたし、一昔前の情報を頼りに、とある方向からの潜入を試みるしかない。その入り口も封鎖されていれば諦めて帰る以外、道はない。
果たして目的の地までは行くことができるのか?

人ごみの中とある方向へ行く途中、私は気付いた。なんと最終目的地に人がいるではないか!!
まだ行くことができるのだ。
狂乱に近い興奮を抑えながら人ごみから脱出、とある方向に向かい山道に入ろうとした瞬間!!

「何処へ行ってるんですか(ばあちゃんの声)」

「えっ?」

「どちらへ行かれるんですか?」

「いや、この奥へ。。。」

「駄目ですよ、この○○へは行かないでください、云々閑雲。。。」

なんと。。。

しくじった。。。。。

観光客かと思いきや、ここの人だったのか。まさか見つかって注意を受けるとは。。。

不覚(私のこういう考え方自体が罰当たりですな)。。。。。

その後いろいろと入っていけない説明を受け、泣く泣く退場(せっかく来たのにー)←同上。

大学受験(高校でも有名幼稚園でもいいんだけど)に落ちたとき、何かの試験に落ちたとき、なんてのとも微妙に違ったなんとも形容しがたい心境。
あるいは好きな人にふられたときとはこんな感じであろうか?やっぱ違うかな。
勝負事に負けたときの気持ちともやや違う、なんともいえない<しくじった><何か取り返しのつかない失敗をした>という悔恨の念に塞ぎ込むしかなかった。

暫く呆然と観光の地にて時を過ごし、帰路へ。
かの地にはまだ侵入に成功した人々の姿が見える。。。

ばあちゃんもいなくなり、例の入り口から再度進入を試みれば、目的は達成されたかもしれない。

だが、聖域は、私に侵入を許さなかったのだろう。

そこへ行くことがわかった時点で冷静さを失い見つかってしまうような注意力散漫な人間に、最終目的地まで無事に辿り着けるという保障は何もない。
まずは週末の雨により足止めをしたがそれでも相変わらず諦めずに接近してこられてしまった、しかしこんな身の程知らずな奴に侵入され、勝手に事故って死なれて社会問題となってしまっては迷惑だ、と聖なる神は判断し、入り口にばあちゃんをおいて見張らせたのだろう。

そんな罠に引っかかるような俺に、かの地に行く資格などなかったのだ。

修行を重ね、認められたもののみが足を踏み入れることが許される、ここはまさに神の領域だったのだろう。

聖域はそれをこのような結果で私に教えてくれたのだろう。

ここへ再度踏み込もうなどという考えをおこすこと自体図々しいと思った私は、かの地にこれまで抱いたことのない畏敬の念を感じ、潔く帰路についた。

人間的欠陥。その他諸々のいろいろ。
またしても私は身の程を知った。。。。

さらばだ。
当面かの地へ赴くことはないだろう。だが見るからに峻厳なこの地を忘れることもないだろう。

だが、また再びここへ来る機会が訪れたとき、再度聖域への踏み込みを考えるかもしれない。
そこに踏み入ることが出来るかどうかは、また神が判断してくれるだろう。


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