島原の夜 [長崎県にて]
完全に単独となり、島原城へ。わが国最西端の長崎県とはいえ、この時期とあってはやや暗くなり始めている。
島原城と眉山、そして普賢岳。
今回の狙い、それは夜の島原を撮ること。果たして島原城はライトアップされるのであろうか、という期待を持ちつつ城の周りを歩く。とはいえ島原港までは決して近くはなく、時間を気にしつつ移動しながらの撮影となる。
だいぶ暗くなり、ライトアップされた島原城。
もう少し頑張って完全に暗くなるのを待ちたいところだったが・・・
はたして島原港までは歩いてどのくらいかかるのであろうか、それこそフェリーに乗り遅れては大変とばかりに街を急ぎ歩く。途中途中に懐かしい風景もあれば以前とは全く異なっているところもあり感慨深い移動となった。
島原市内からの普賢岳。
そしてようやく島原港に到着。
日中の地獄めぐり、温泉三昧に始まりこの日は久々に歩き続けて結構疲れたな。
島原港;国道側より。夜なので前日と違い虹は見えないが、期待通りの風景ですな。
船にのる途上にて。こういう写真を撮りたかったのよ(どれもいまいちやけど)。
昔よりはカメラを理解しているつもりではあるが、やはり普通に夜景を撮るのは難しいな。
というわけで、夜の島原を撮った私は思い残すこともちょっとあるけど、満足して帰路に着いたのでした。
そして船は港を出発、熊本へ。
遂に最も撮りたかった風景を撮る瞬間が訪れる。
旧知の人と(第4回・・・という標題は最後にしたい) [長崎県にて]
懲りることなくこのシリーズが続いている。第1回から始まるこのタイトルも、いろいろな旧知の人がいることを改めて思った以上、最後にしたい。
というわけで今回の目的地(集合場所)は前の記事、島原(雲仙)なのであった。
(前々の記事でお気づきでしょうか、結局かもめさんたちは島原まで一緒についてきたのでした)
島原港は初めてだな。
資料の中の一枚。
島原港、国道より。
熊本出るときは土砂降りだったがこちらも降ったのかな?虹が出てます。
そして雲仙に向かい皆と集合(まーごさん、すまんやった)。
宿泊地はここ、雲仙有明(うんぜんゆうめい)ホテルですよ。
で、食事。右手には島原名物<具雑煮>が見える。
奥さん、たまには牛肉もいいでっせ(‐◎_◎)ノ。
例によって集まりバカ話をして解散、というお決まりパターンなのだが、今回については私にとって決死の出陣でもあった。なんといっても雲仙は地獄(+温泉)で有名なんですけど硫黄の臭気の強烈さといったら、そりゃ持病のある私としては発作を起こしてそのまま死ぬ恐れもあるわけですよ。
島原 [長崎県にて]
見える・・・島原である。
忘れてはならないのが平成2年に始まる普賢岳の噴火による災害。
長崎県には学生時代から住んでいた。その後社会人となり営業担当としてこの地を廻ったこともある。
私が仕事でこの地を廻ったのは平成7年から平成8年にかけてであり、既に被災地の大部分が復興されてはいたのだが、未整備の地区に残された、噴火による被害の凄まじさは誰の目をも釘付けにせずにはおかない痕跡を残していたものだった。
今やあの時の痛々しい風景は既にない。
それは私も知っている。
だが深く心に刻まれたあの痛々しい風景を忘れることはない・・・
その思い出の島原に再び足を踏み入れようとしているのか。。。