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(第8回)横歩取3三角;早指にて [対局日誌(将棋)]

2007年12月3日。本日のインターネット将棋より。相手はW氏。
本カテゴリ第1回以来懸案の横歩取3三角8四飛型。実は今回、私は先手である。飛先を交換する直前に私の注文で▲9六歩を入れたため先後逆の戦形となった。従って今回のみは横歩取7七角2六飛型というべきか。

           
今回は今までと違って盤を反転しなくてもいいので見やすいのう。

40手目図以下▲8七銀△7四歩▲3五歩△同歩▲1五歩△同歩▲4五歩△同歩▲同桂△4四角▲5四歩(53手目図)と進む。

           
40手目図にてこれまでの懸案ともいうべき▲8七銀を実行。とはいってもこの▲8七銀の是非はまだわからん。対する△7四歩に対しいよいよ仕掛ける。後手の指し方は素直すぎたとはいえ、53手目図に至ってはあまりにも巧く決まった形である。

53手目図以下、△7七角成▲5三歩成△同銀▲同桂成△同玉▲7七桂と進んで59手目図。
両方の桂が捌けた。これは望外の戦果である。銀桂交換の駒得でもあり、ここははっきり優勢だ。

           

59手目図から△6二玉▲8五歩△8二飛▲2四飛△2三歩▲7四飛と進んで69手目図。

           

△6二玉がさすがともいうべき辛抱で参考になる。王手飛車の筋に気をつけながら進めるが、後手陣もまだしっかりしており、それほど形勢に差はないかもしれない。69手目図以下△8五飛▲4四歩△3四銀▲7二歩成と進んで73手目図。

           

決めに行く。狙いは手順が示す。以下△7二同金▲5三歩△同歩▲5一角と進んで77手目図。

           

決まった。△5三同歩では一旦△3六角を利かされるのが嫌だったがそれも五十歩百歩か。
以下数手で後手投了。
一手30秒の早指勝負であり、直感に頼る部分が多かったのと、相手の応手が素直すぎたのでうまく行き過ぎたというのが本音だが、これまでの試行錯誤がいい結果に結びついたと思う。


タグ:将棋
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