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第2回;驚嘆の一手 [将棋次の一手]

          


標題が第一回と同じじゃないか、といわれそうですが、しょうもないのは載せないと思うので、きっと今後もこんな感じですよ。
さて本題。
これは私にとって思い出深い将棋です。
一方的に見え、私なんかここで投了してしまいそうです。
ところが実際はそうではないんですね。
深いですねぇー。

懲りずに続けてみた第2回目。
さて、次の一手は?
           
お、画面中央に移動することに成功しました(どうでもいいですけど)。
この将棋は平成14年11月20・21日にかけて長崎県佐世保市のアルカスSASEBOにて行なわれました第15期竜王戦7番勝負第2局で、先手は挑戦者の阿部七段(当時)、後手は羽生竜王(当時)です。私は幸い当時、佐世保市に住んでいて、2日目には仕事も休みで観戦に行くことが出来たのでありました(おっ、ブログらしいですね)。
会場受付にはたまたま知ってる人がいたり(しゅないだるさんもみたなー)と盛りだくさんの一日でしたが、最も印象に残ったのは、モニターに映し出される、羽生竜王のなりふり構わず熟考する姿で、それはもう、言葉には言い表わせない、ある意味神がかり的な世界でした。それはひとつの世界の頂点を極めた人物の集中力が放つオーラのようなものがモニターを通してもはっきりと感じられた、衝撃の体験でもありました。会場によっては時に時間・人数制限で対局場にて観戦出来る例もあるようですが、あのときの羽生竜王の姿を見たとき、対局場とは神聖な世界であり、我々素人が近づくべき場所ではないな、モニター中継で留めているのは正しいな、などと独りで納得したものです。
さて、そのような状況下で指された第2回の、次に△9六銀もあり先手敗勢にさえ見える(見えるのは私だけですかね)局面、先手の阿部七段が指した次の一手は▲9五桂。攻め駒を攻める受け、という感じでしょうか。いやー、手はあるものですねぇー。
このあと将棋は先手の受け、後手の攻めという展開が続きますが、何とも見応えのある手順が繰り広げられます。続きはまた。。。


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