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<番外編>第88番;大窪寺(女体山・奥の院側から) [四国八十八箇所]

一宮を出、最短と思われる道を自転車で疾走。とは言うものの途中の高低も結構あって、更には携帯電話がかかってきて長話しながら片手で自転車を強引にこぎ続けた結果右膝を痛めてしまった(現在も治らず)。そして着きましたよ、例の分岐点に。

     
これが前山ダムですな。渇水で水もやや少なめか。右側を行けば無難な車道(先日通りましたな)、左側の<四国のみち>を行けば女体山・奥の院経由で大窪寺に辿り着く。実際の移動距離も四国の道のほうが短い。この距離なら2時間もあれば四国の道から十分行けるな、で、も1回大窪ゆっくり観て納経して帰ろう、ということで予定通り左側を選択。ちなみに目的地は、一番奥に見えている山のさらに向こう側です。

やはりなめていた。
結論から言うと、大窪の圧倒的威容の前に屈し、敗北する。
目的地のたった一つにも辿り着くことなく。

四国のみちはとんでもない獣道で、野猿はたくさん居るわ(このとき初めて護身用のナイフか何か持っておく必要があると悟った)、自転車では完全にお荷物、途中は乗るどころか抱えて行かなければならないわ、途中地盤が緩いわ(落ちても死ぬような危険な感じではなかったけど)と悪戦苦闘。しかもなんて急な登りだ。疲れも出て、自転車が重い。まあ、最短距離を行くわけだから登山状態となるのは当たり前なのだが。そして、あっという間に17時が到来、この時点で何ともタイムリーにちょうどこれ以上進むことは不可能という地形(怪し過ぎ)にさしかかり、前進そのものを諦める。納経の時間に間に合わないどころか、目的地に近づくことも出来ずにおわた。アホやな。

              
実はこれ、17時過ぎ、つまり帰路(敗走時)にて撮った写真なんですよ(十分明るいことにご注目)。右側の写真に私のスーパーままちゃりが写ってますな(‐◎_◎)ノ
こんなところを自転車抱えて登ったのね。

       
で、ここが断念した場所。17時丁度に撮りました。なんて暗いのでしょう(カメラの機能によるものでしょうか、かなり暗く写ってます。実際はこの写真ほどまで暗くはなかったです)。上の2枚の写真はこれより後に撮ったものなのに。もう自転車連れて進む自信はない。怪しげな獣の声、空気(左上の物体は何?)・・・ちょっと通常とは違うものを感じましたな。夜中に独りでは絶対来れないのは間違いないです。


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第83番;一宮寺 [四国八十八箇所]

 2005年8月27日。

懲りずに出陣。香川県だけでも廻ろうと思った私は途中で納経帳の一番安いのを買った。ということでこの日が納経デビューだ。ちなみに掛軸は高かったのと、全部を廻りきることは不可能と判断しているため最初から考えなかった。

     

 ここは自宅から一番近所なんですね。だいたい5~6キロくらいかな。しかも平坦で楽勝。

           

ここも志度に似て町中で、小ぢんまりしたところでしたな。

                  

初めて納経。こんな感じです。さらさらと速い。業とはいえ、上手いもんですな。

そして、先日からの興味深々、無謀なリトライへと進む。

 


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第88番;大窪寺 [四国八十八箇所]

結論から言うと、夏期の行脚であるならば難所としたい(冬もやな)。特にいずれ紹介するであろう、女体山・奥の院コースを踏破するなら、命の保障はない。それはもはや拷問と言って過言ではない地獄のコースである(あくまで自力でいく場合)。

結願所という重みか、容易に人を寄せつけぬ風格さえ漂うこの大窪寺に、既に私は3回挑戦している。ここでは第1回目について。

2005年8月16日。志度・長尾の2箇所で帰る予定であったが、この2箇所があまりにも拍子抜けだったこと、長尾から大窪まで約16キロ(高松から志度~長尾に来た身としては16キロは短い距離)だったこと、長尾を出たのが14時くらいで時間もあるし、ついでだとばかり行ってみようと思ったのが大間違い。

ここでまた洗礼を浴びることとなる。

初めてでもあり例によって標識だけが頼りであるが、途中、前山ダムで四国の道(遍路道のこと)と車道とに道が分かれ、大いに迷う。途中迷ったらいけないと車道を選択したのだが、これは結果的には大正解だった(しかしこれが正解とわかったのはなんと2年後)。

それでもやはり難所だ。なんとまあ、長い上り坂、かつ高さ。何ℓ水を飲んだであろうか。
更に蜂や虻・蝿の歓迎。

途中体力が消耗し、立ってさえ居られず、道路に大の字になって休む場面の多いこと。車が通るたびに心配かけてはならじと取り敢えず身体を起こし、車が去ればまた倒れるの繰り返し。

到着したのは恐らく16時40分くらいだったと思う。
16キロを約3時間弱か・・・はっきり言って、なめていた。。。

もはや廻る元気もなかったが、折角来たし、一応入った。

          

   弘法大師さんですな          原爆の火が何故ここに・・・

       

左写真の奥に見える岩山、あれが女体山の一つだとわかったのは2年後である。

      

大窪寺には奥の院があるのか。更に女体山とは?前山ダムの分かれ道、これだったか!?
だが、もはや体力も気力も限界(翌日仕事だったし)、この日の私は何とも素直にあっさりと諦めて帰ったのでした(帰路の長いこと)。

だが、奥の院と女体山を知ってしまった以上、行かないわけにはいかないな。


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第87番;長尾寺 [四国八十八箇所]

2005年8月16日。即ち前記志度寺と同日である。志度寺を後に、長尾へ。長尾の方には当時は結構仕事で行っていたのでだいたい知っていたが、車で直行しても30分かかるかの地へ遠回り(志度経由)しての自転車での遠征は初めて。途中多少の高低はあったものの難なく到着。

    
志度よりも小さい。下の右側の写真を撮ったあたりから全体が見渡せる。車も停まってるし、なんかちょっと。。。

          

写ってないけど子供も遊んでたりして、見た目は普通のお寺だなー、という感じ(ご詠歌とか歴史は別ですよ)。


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第86番;志度寺 [四国八十八箇所]

2005年8月16日。

13日のデビューから3日後、憑かれたように出撃(‐◎_◎)ノ。

屋島、八栗の地獄の(当時はそう思った)行脚を体験した身として、より遠い今回の行脚も覚悟していたのだが、平地であり逆に楽勝。途中案の定場所がはっきりわからず「しどでらは何処ですか」「しどじならそこをちょっと行って右に曲がったところですよ」

しどじというんですねぇー。

     
こんな町の中にあるのね。

屋島・八栗を体験した身としては拍子抜けだ(何を言っている、馬鹿者が!!)。

           

そういえばこの日この時期は香川は雨が降らなくって、渇水状態だったなー。
水が全部干上がってしまってるぜ。魚とかいたのだろうか(左側の写真)。


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第85番;八栗寺 [四国八十八箇所]

屋島寺でいきなり洗礼を(勝手に)受けた私は、かなり疲労していたにもかかわらず何故か第85番;八栗寺へと向かった。あのお遍路さんのお姿がそうさせたのだろうと思う。

はっきり言って場所も知らない。四国のみち、或いは途中数箇所にある標識のみが頼りだ。

なだらかな登り坂をひたすら自転車で進み(もう限界)、結局場所がわからなった。途中あったうどん屋さんの駐車場にいた整理係(なんでうどん屋にそんなのが居るんだ!!)の方に「やぐりでらは何処ですか」と訊いたら、「やくりじですね?その道をまっすぐ行って云々かんぬん。」

やくりじと読むんですね。やぐりでらかと思ってた(‐◎_◎)ノ。

尚、この盆にもかかわらず整理係の方がいらっしゃいましたうどん屋さんが、地元でも評判、かの有名な<山田屋>さんであったと知ったのは随分と後のこと(うどんにあまり興味がなかったもので。すいません。)。

そして着いた、着きました~。
ふもとのロープウェイのりばに。

ここからがまた急な坂。やっぱり登山ですな。

     
暑い中、蜂や虻どもの歓迎(逆かな?)を受けながらようやく着いたぜ。

           

屋島と違ってなんとなくひんやりした感じ。
人も少ない。
屋島は観光所という感じだった(展望台とか、店とかもたくさんあった)が、ここは全然そういう感じではない。

それこそ霊的だ。

ここはなかなかいい。

これが八十八箇所か。。。

香川県の霊所だけでも自分の足(といっても時間がないので自転車は使う)で廻ってみたい。。。。

八十八箇所初体験は疲労困憊、ぼろぼろになって帰った私。しかしこの程度の疲れは、これから始まる八十八箇所めぐりの中では単なるウォーミングアップ程度のものに過ぎない。


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第84番;屋島寺 [四国八十八箇所]

これである。これこそが本ブログに最も相応しいカテゴリではないか!

香川県に来るまで、小豆島が香川県だったことも、こんぴらさんが香川県だったことも、さぬきうどんが香川県であったことも(四国全体がうどんの国と思っていた)、そしてこのあたり(中四国地域という意味)の地理さえも全く知らなかったこの私であったが、なぜか四国八十八箇所という呼称は知っていたのだ(‐◎_◎)ノ。

それは2005年8月13日のことであった(盆ではないか)。休みを利用して、家から近く(だいたい7キロくらい?)、一応あのあたりかなー、と場所もだいたい知っていた屋島へ自転車で行ってみたのである。

そう、第84番霊所<屋島寺>である。



ちなみにあの山の上が屋島寺なんですね。

登り口も知らず行ったもんだから道も間違い、途中で自転車を木に結びつけ、徒歩で登山。そして到着。

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