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(第1回);将棋新カテゴリー [対局日誌(将棋)]

次の一手なるカテゴリーがありながら、ゆっくりと落ち着いて棋譜鑑賞する余裕もなく(単に並べるだけなら簡単だが)、なかなか新たな記事作成に至らない。そこで本カテゴリーを立ち上げ自分自身役立てたい。強い方のコメントを期待する。

記念すべき第1局はこちら。
対W氏(先手)戦。昨日の将棋である。後手が私である。
この日は休日でもあり強者との対局が3局。これはその第1局である。

            

横歩取△3三角戦法から中央の位を取り、飛を廻る。先手の駒組手順次第で実現する陣形で、私の好きな形。△6四歩は将来角の王手が生じるため(実際本局でも生じる)あまり指したくないが、先手陣も堅く、攻め味を見出すためにはやむを得ないところか。△9二香は手待ち。ただ、▲4五桂とされたとき角の逃げ場が限定されているのでこの△9二香に代えて△2三銀も指したい手ではある(本局の進行及び結果を見る限り、どうやら△2三銀のほうがいいようだ)。ただ、このときの私は、この後後手が一方的に仕掛ける展開になるならばこの△2三銀は有効なのだが、その一手を指してしまうと逆に当たりがきつくなる懸念もあり安易には指しにくい。ここはやはり仕掛けて出る一手か、と考えた。

これまでの私の経験では、ここまで先手に手堅く組まれたケースはあまりなく、どう打開すべきか考えたことも殆どなかっただけに大変困ったが、長考の末△7五歩を敢行。以下▲2九飛△6五歩▲6九飛△9五歩(48手目図)と進む。

            

▲2九飛~▲6九飛はさすがというべきで指しなれていると感心させられた。図以下、▲6五歩△9六歩▲9八歩△7六歩▲同銀△5六歩▲同銀△8八角成▲同金△9四角(58手目図)と狙いが実現。▲7六同銀はどうだったか。 

            

以下▲6六飛△5六飛▲同飛△5五歩▲7四角△6三歩▲5五飛△7六角▲4八玉△4九銀と進み後手優勢。但し、実戦はこのあと手拍子の応手を指して頓死を喰らい、大逆転負けを喫してしまった(戻って△9二香のかわりに△2三銀としていれば頓死もなかった)。

いままで何となく指していた横歩取り△3三角、自力で打開策を考え出した(打開策として正しいかどうかはわからない)記念すべき1局。


タグ:将棋
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